コーヒーと屋台と出会い。三輪自転車のコーヒー屋台を小江戸「川越」に!
ここにいると通りがかりの人が気になって立ち止まったり、信号待ちの車の人が、後で、気になってやってくるんですよ。観光地から離れているのでお客さんは地元の人がほとんどです。
そう話すのは、六軒町交差点近くの空き地で三輪車自転車のコーヒー屋台「COFFEE POST」をオープンした福島県出身の川島崇嘉さん。このお店は、県立磐城桜が丘高の野球部で一緒に甲子園を目指した関原洋文さんと二人で始めました。

川越で三輪自転車で屋台をするきっかけ
- プレオープンのときに車から見かけて何だろうと思っていたのですが、お店を始めたきっかけは?
父親がいわき市の喫茶店(現在は自家焙煎珈琲豆の販売専門)をやっていまして、久しぶりに実家に帰って飲んだらとても美味しかった。それと、イベントなどでカフェを開くと面白くて、珈琲には人と人を結びつける力があるなと感じていました。
また、共同経営している関原くんがタイに行っているのですが、タイは屋台がめちゃくちゃ多い。バイクにサイドカーを取り付けて、そこでは何でも売っている。おかずをビニル袋に入れてもらったりして(笑)
そんな文化が日本にも根付いて欲しいなと思って始めました。

- COFFEE POSTのロゴと黒のイメージカラーとブランディングもしっかりされてますが、なぜ、三輪自転車でやろうと。
キッチンカーも考えたのですが、それならどこにもある。自分たちはもっと面白いことをやりたい。
自転車なら自分たちの資金でも賄えるし、通りかかる人に興味を持って話しかけてもらえる。10kmくらいなら移動もできるので、今日はここでやっているとSNSで発信して探してもらう話題作りもできる。
そして、何より自転車だとお客さんとの距離が近いんです。

- 自転車で移動ということは、今は川越に住んでいるのですか?
昨年まで栃木に住んでいましたが、この三輪車を作っている「サンリン自転車生活社」が所沢にあって、そこで、株式会社80%の荒木牧人さん(くらびとファンディングでも支援)と知り合って、この空き地の地主さんを紹介してもらった縁で川越に来ました。
お店の許可を取る際にも、川越市保健所の職員の方からアドバイスを頂き協力的だったのも川越を選んだ理由です。
クラウドファンディングの狙いとは?
-川島さんは5月22日からCampfireでクラウドファンディングを始めています。開店資金を募るというわけではないのですが、このプロジェクトにはどんな狙いがあるのですか?
クラウドファンディングは、今までお世話になった人に私たちのことを知ってもらって繋がればと思って始めました。
こんな便利なものがある時代だし、ちょっと人と違う使い方をして活用してみようと。
だから、目標金額もCampfireで設定できる最低の3万円にして、支援していただいた分はそのままお返しする気持ちでやっています。
リターンも当初は1万円というコースも検討しましたが、小さな繋がりがたくさんできた方が良いと思って3,000円のみというシンプルなものにしました。告知は、SNSとホームページでやっています。
中学の先生も支援してくれていて、これを機に疎遠になっていた人とも繋がっていきたいですね。

お父さんが焙煎した豆を使ったスペシャリティコーヒー。
フルーティな風味が広がり美味しかったです。アイスコーヒーやココアもあります。

COFFEE POSTのこれから
-路上だと天候に左右されますよね。これからの夏や冬は特に大変では?
山登りやキャンプが好きで、お店を始める前はアウトドアメーカに勤めていました。こうしてテントを張っていると毎日がキャンプしている気分で楽しいですね。
それと、千葉の勝浦に自転車でコーヒー屋台をやっている方にお話を伺ったら「何とかなるよ」と言われたのも後押しされました。お客さんはここに1時間も2時間もいるわけではないですし(笑)
これから梅雨もありますが、工夫してなんとかやってみようと思っています。

-まずは季節を一巡して試行錯誤をする感じですね。その先の展開もあれば聞かせて下さい。
いずれお店も構えて本格的な仕掛けも考えていますが、今は、この空間に興味があります。
一番街やクレアモールなどの中心街の道路は交通量も多く、既に商売をやっているので新たな展開は難しい。だけど、生活道路に目を向ければ、こんな形でお店ができるということを広めていきたいですね。
三輪自転車なら開業するのに何百万もかからない。ここが屋台村のような場所になって、街の人と人、地域と人のつながりが生まれるような、面白い「場所づくり」を目指していきます。

取材・記事 白井紀行
本文および基本情報の写真は一部COFFEE POST様より承諾の上使用しています。
基本情報
お店について
店名:COFFEE POST
住所:埼玉県川越市六軒町2丁目2-7付近 道路沿いの空き地
電話:080-6045-0661
営業:10:00 ~ 19:00(不定休:Facebookなどで確認)
Facebook:https://Www.Facebook.Com/Coffeepost46
Instagram:https://Www.Instagram.Com/Coffee__post/

店名の由来

街の POST の様な存在に
なりたいという思いを込めて、
「COFFEE POST」と名付けました。
人の思いを運んでくれるのが
POSTの役割だと思います。
だれかが誰かのために、
そして大切な人のために。
私たちは
コーヒー豆をつくる人、
運んでくれた人、
焙煎した人の思いを、
美味しさ最大限引き出したコーヒーで
届けたいと思っています。
そして街の人と人、
地域と人のつながりが生まれるような、
面白い「場所づくり」を目指しています。
スタッフ
川島 崇嘉さん(代表)

福島県いわき市出身です。
父が珈琲豆の焙煎をやっていたのをきっかけに、この世界へ入りました。
自転車コーヒー屋台はあまり見かけるものではないと思います。けれど、その街や住んでいる人にとって当たり前の存在になれたらと思います。
お話だけでも、お店に寄っていただけたら嬉しいです。
関原 洋文さん(副代表)

福島県いわき市出身です。
沖縄の大学を卒業後、単独タイへ渡航しました。
今年の暮れまでにタイの農園とのつながりを強め、その後帰国予定です。
コーヒーと共にいろいろなものをお届けしていきたいと考えています。
ここにいると通りがかりの人が気になって立ち止まったり、信号待ちの車の人が、後で、気になってやってくるんですよ。観光地から離れているのでお客さんは地元の人がほとんどです。
そう話すのは、六軒町交差点近くの空き地で三輪車自転車のコーヒー屋台「COFFEE POST」をオープンした福島県出身の川島崇嘉さん。このお店は、県立磐城桜が丘高の野球部で一緒に甲子園を目指した関原洋文さんと二人で始めました。

川越で三輪自転車で屋台をするきっかけ
- プレオープンのときに車から見かけて何だろうと思っていたのですが、お店を始めたきっかけは?
父親がいわき市の喫茶店(現在は自家焙煎珈琲豆の販売専門)をやっていまして、久しぶりに実家に帰って飲んだらとても美味しかった。それと、イベントなどでカフェを開くと面白くて、珈琲には人と人を結びつける力があるなと感じていました。
また、共同経営している関原くんがタイに行っているのですが、タイは屋台がめちゃくちゃ多い。バイクにサイドカーを取り付けて、そこでは何でも売っている。おかずをビニル袋に入れてもらったりして(笑)
そんな文化が日本にも根付いて欲しいなと思って始めました。

- COFFEE POSTのロゴと黒のイメージカラーとブランディングもしっかりされてますが、なぜ、三輪自転車でやろうと。
キッチンカーも考えたのですが、それならどこにもある。自分たちはもっと面白いことをやりたい。
自転車なら自分たちの資金でも賄えるし、通りかかる人に興味を持って話しかけてもらえる。10kmくらいなら移動もできるので、今日はここでやっているとSNSで発信して探してもらう話題作りもできる。
そして、何より自転車だとお客さんとの距離が近いんです。

- 自転車で移動ということは、今は川越に住んでいるのですか?
昨年まで栃木に住んでいましたが、この三輪車を作っている「サンリン自転車生活社」が所沢にあって、そこで、株式会社80%の荒木牧人さん(くらびとファンディングでも支援)と知り合って、この空き地の地主さんを紹介してもらった縁で川越に来ました。
お店の許可を取る際にも、川越市保健所の職員の方からアドバイスを頂き協力的だったのも川越を選んだ理由です。
クラウドファンディングの狙いとは?
-川島さんは5月22日からCampfireでクラウドファンディングを始めています。開店資金を募るというわけではないのですが、このプロジェクトにはどんな狙いがあるのですか?
クラウドファンディングは、今までお世話になった人に私たちのことを知ってもらって繋がればと思って始めました。
こんな便利なものがある時代だし、ちょっと人と違う使い方をして活用してみようと。
だから、目標金額もCampfireで設定できる最低の3万円にして、支援していただいた分はそのままお返しする気持ちでやっています。
リターンも当初は1万円というコースも検討しましたが、小さな繋がりがたくさんできた方が良いと思って3,000円のみというシンプルなものにしました。告知は、SNSとホームページでやっています。
中学の先生も支援してくれていて、これを機に疎遠になっていた人とも繋がっていきたいですね。

お父さんが焙煎した豆を使ったスペシャリティコーヒー。
フルーティな風味が広がり美味しかったです。アイスコーヒーやココアもあります。

COFFEE POSTのこれから
-路上だと天候に左右されますよね。これからの夏や冬は特に大変では?
山登りやキャンプが好きで、お店を始める前はアウトドアメーカに勤めていました。こうしてテントを張っていると毎日がキャンプしている気分で楽しいですね。
それと、千葉の勝浦に自転車でコーヒー屋台をやっている方にお話を伺ったら「何とかなるよ」と言われたのも後押しされました。お客さんはここに1時間も2時間もいるわけではないですし(笑)
これから梅雨もありますが、工夫してなんとかやってみようと思っています。

-まずは季節を一巡して試行錯誤をする感じですね。その先の展開もあれば聞かせて下さい。
いずれお店も構えて本格的な仕掛けも考えていますが、今は、この空間に興味があります。
一番街やクレアモールなどの中心街の道路は交通量も多く、既に商売をやっているので新たな展開は難しい。だけど、生活道路に目を向ければ、こんな形でお店ができるということを広めていきたいですね。
三輪自転車なら開業するのに何百万もかからない。ここが屋台村のような場所になって、街の人と人、地域と人のつながりが生まれるような、面白い「場所づくり」を目指していきます。

取材・記事 白井紀行
本文および基本情報の写真は一部COFFEE POST様より承諾の上使用しています。
基本情報
お店について
店名:COFFEE POST
住所:埼玉県川越市六軒町2丁目2-7付近 道路沿いの空き地
電話:080-6045-0661
営業:10:00 ~ 19:00(不定休:Facebookなどで確認)
Facebook:https://Www.Facebook.Com/Coffeepost46
Instagram:https://Www.Instagram.Com/Coffee__post/

店名の由来

街の POST の様な存在に
なりたいという思いを込めて、
「COFFEE POST」と名付けました。
人の思いを運んでくれるのが
POSTの役割だと思います。
だれかが誰かのために、
そして大切な人のために。
私たちは
コーヒー豆をつくる人、
運んでくれた人、
焙煎した人の思いを、
美味しさ最大限引き出したコーヒーで
届けたいと思っています。
そして街の人と人、
地域と人のつながりが生まれるような、
面白い「場所づくり」を目指しています。
スタッフ
川島 崇嘉さん(代表)

福島県いわき市出身です。
父が珈琲豆の焙煎をやっていたのをきっかけに、この世界へ入りました。
自転車コーヒー屋台はあまり見かけるものではないと思います。けれど、その街や住んでいる人にとって当たり前の存在になれたらと思います。
お話だけでも、お店に寄っていただけたら嬉しいです。
関原 洋文さん(副代表)

福島県いわき市出身です。
沖縄の大学を卒業後、単独タイへ渡航しました。
今年の暮れまでにタイの農園とのつながりを強め、その後帰国予定です。
コーヒーと共にいろいろなものをお届けしていきたいと考えています。